知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ (新潮新書)

知らざあ言って聞かせやしょう―心に響く歌舞伎の名せりふ (新潮新書)
  • 赤坂 治績 
  • 新潮社
  • ランキング:134209
  • 価格:¥ 714
  • 発売日:2003-07 通常24時間以内に発送


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カスタマーレビュー

読みながら、おもわずブツブツ言ってしまう  (2007-01-31)

歌舞伎、浄瑠璃など普段から縁遠く感じているが、それは歴史に淵源があるようだ。江戸時代にはそもそも大衆的な娯楽として一般に普及していたことが分かる。脱亜入欧の明治維新政府が上演を抑えていたということらしい。それにしても「知らざぁいってきかせやしょう」「月は朧に白魚の……」など決め台詞の気持ちよさ! リズム感! なまの歌舞伎を見たくなる。なんども読み返したくなる一冊。ただ門外漢には、役者の名前がなかなか頭に入らない。もっとイラストなどを入れてくれると分かりやすいのではないだろうか。


歌舞伎が観たくなる!  (2003-09-16)

この本は、どっかで聞いたことのある歌舞伎の名文句を、作者別に6章に分け、その中でも筆者が選りすぐったセリフが納められています。セリフと共に、それが使われる歌舞伎の演目の解説や、歌舞伎における用語や作られた背景などなどが書かれていて、歌舞伎入門者にとっては取っ付きやすいです。そして副題に「心に響く」とありますが、実際に声に出して読んで見ると、日本語のリズムの美しさがわかります。特に河竹黙阿弥のセリフは、五七調になっていて、そのリズムが楽しいです。最後に『歌舞伎の台本とセリフ』と言う付録のような、歌舞伎全体における簡単な解説がついているのも、初心者には嬉しいです。歌舞伎のセリフがどのようにして作られたのか、そして「歌舞伎の台本は諺でなりたっている」と言!う井上ひさしさんの言葉がありますが、どこかで聞いたことのあるような言葉が、上手く組み込まれていたり、また歌舞伎のセリフから生まれた言葉などもあって、すごく楽しめました。『出会う所が百年め』や『馬鹿ほど怖いものはない』など、耳馴染みのある言葉を見ると、実際に歌舞伎を観てみたくなります。引用されているセリフの多くが、今でも演じられている演目なので、機会があれば観に行きたいと思いました。


声に出して読みたい名せりふ  (2003-09-15)

 書名は有名な弁天小僧菊之助のセリフ。
 名せりふの数々がテンポよく紹介されています。ついつい声に出して言いたくなります。
 惜しむらくは、作品の説明が、一般的な解説になっていたこと。筆者ならでは話し、作品の思い出などを、もっと聞きたかったです。無いものねだりでしょうか。 


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