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ピルグリム
曲目リスト
- 1.マイ ファーザーズ アイズ
- 2.リヴァー オブ ティアーズ
- 3.ピルグリム
- 4.ブロークン ハーティッド
- 5.ワン チャンス
- 6.サーカス
- 7.ゴーイング ダウン スロウ
- 8.フォール ライク レイン
- 9.ボーン イン タイム
- 10.シック アンド タイアード
- 11.ニーズ ヒズ ウーマン
- 12.シーズ ゴーン
- 13.ユー ワー ゼア
- 14.インサイド オブ ミー
- 15.ムーヴィー ザット ネヴァー ハプンド
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カスタマーレビュー ![]()
確かに地味ではあるが、本来こういう嗜好の人なんでは
(2006-09-01)
1997年発表。エリック・クラプトンといえばブルージーでハードなギターを鬼神のように弾きまくるギターヒーローの一人だが、彼がその一員になりたいと憧れてやまなかったグループは何だっただろうか。
そう、ザ・バンドである。ロビー・ロバートソンが書くアメリカの原風景的な曲に流れる郷愁を帯びた世界に魅力を惹かれて以来、彼はクリームを脱退し、数あるバンドを作ったがどれも自分の思うように上手くいかず、結局自分のギター一本で時には切なく、またあるときにはハードに弾きまくってメシを食ってきたのだが、息子の死と「チェンジ・ザ・ワールド」のヒットによって、やっと肩の力が抜けてもともと自分が目指したかった方向性に進むことが出来た。その結果完成したのが本作である。
打ち込みとSE、ストリングスを多用した音のくっきりした渋いナンバーが並ぶので、それまでの彼の特徴であるギター主体の渋いブルースやHRを期待すると見事に裏切られる。しかしそのかわりに並ぶ曲は一貫してザ・バンド的なアメリカ土着のポップスの風を漂わせる内容になっており、親としての強い意志、別離の悲しみ、愛(安らぎ)の地への彷徨、新しい恋の始まりなど、原風景的な懐かしさと哀愁を彼らしい繊細な味付けで歌った世界が堪能できる。スルメ盤とは言い得て妙で、聴けば聴くほど彼の音楽表現の長年の憧れの世界の結実を実感できる一枚だ。しかしザ・バンドの「南十字星」を聴いて考えると彼らとは少々感性が違うという感も少なくない。ザ・バンドの場合、どこから本当でどこからが虚構なのかアメリカ人自身がわからない。それに比べると本作はクラプトンの憧れが露骨に見えるので、ファンタジーとしてわかりやすい。よってザ・バンドとは全く別物のアダルト・オリエンテッドな作品として聴くべきなのだろう。
カヴァーイラストは「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインで有名な貞本義行氏によるもの。安らぎと湖面が揺れる寸前の緊張感が拮抗している状態を表現してほしい、というクラプトン本人の依頼によってコラボレーションと相成った。時期がエヴァ全盛期で賛否両論あったが、アーティストの意思を反映した良い出来だと思う。
賛否両論が分かれる一枚・・・だが・・
(2003-09-09)
クラプトンと言えば、どうしても炸裂するギターの印象が強いためか、ライブでも新しく出るCDでも
そういうクラプトンを期待してしまう。その期待する気持ちが強ければ強いほど、このアルバムからは
離れてしまうだろう。だがしかし、それまでのクラプトンとは違った、新たに歩み始めたクラプトンの
音楽的側面も一ファンとして受け入れたい。
このアルバムのハイライト曲は何だろうか。それはやはり、My Father's eyes と Circus で
あろうが、あえてここは違う曲を選びたい。個人的にハイライトと思う曲は9.Born In Time である。
曲自体はボブディランが作ったらしい。この曲は非常に日本人が好むメロディーで、クラプトンの声がしっくりくる。
明らかに名曲である。これはちょっとライブで聴いてみたい(笑
そのほか8.Fall Like Rain 11.Needs His Woman13.You Were There などおすすめである。以外に知られていない
かもしれないですが、ライブでの2.River Of Tears、クラプトンのギターはなかなかの暴れ具合です(笑
全体的に見て曲は精選された感があり、非常に引き締まった感じのアルバムです。何度も聞いているうちに非常に
味が出てくるアルバムです。持っている人も持っていない人も今すぐ聞いてお確かめください。
完熟度100%
(2002-08-13)
ロック/ポップスにおいては90年代で最も完成度の高いアルバムと言っていいでしょう。
落ち着いた感じの大人のポップに、円熟の域に達したクラプトンのアコースティックな魅力が光ります。ヘミングウェイの小説を彷彿とさせるような説得力あふれる歌い方も渋いです。
ボブ・ディランの曲をカヴァーした#9は、カヴァー曲とは思えないほどのアレンジぶりで、近年のクラプトン自身の代表曲といえるほど素晴らしい出来です。大人っぽいギターの響きが切なさを感じさせるバラード#13は何回聴いてもジ〜ンときます。
このアルバムは、クセがなく、万人受けしやすいアルバムだと思います。流行とは関係なく、いつでも落ち着いてゆっくり聴けます。聴けば聴くほど味のあるアルバムです。
正直地味なアルバム・・・ソングライティングに比重をおいた内省的な1枚!!
(2002-04-14)
1998年リリースのエリックが歌詞のほとんどを手がけたアルバム(カバーは2曲のみ)・・・プロデューサーとして名を連ねているサイモンクライミーとのコラボレイトが、ますます深まった内容です。ドラムプログラミングがほとんどと言う事で、T.D.F.的な感触が残っています。メンバーは、サイモンクライミー(Key)・ポールウォーラー(DrProg)・ピノパラディーノ(B)・ポールキャラック(Org)・ネイサンイースト(B)・グレッグフィリゲンス(Key)・スティーヴガッド(Dr)・ジョーサンプル(P)等プロフェッショナルな布陣で固めています。メンバークレジットは豪華ですが正直アルバム全体は地味な印象なので、何度も聴きこまないとその味わいがわからないかも知れません。個人的には2曲目バラード「リヴァーオブティアーズ」の静なる美しさに惚れました。また淡々とデジタルビートにエリックのギターがのっかるタイトルトラック「ピルグリム」が、フックがあって印象に残ります・・・エリックとサイモンのコラボレイトを象徴する曲!!一番のお気に入りは12曲目「シーズゴーン」・・・エリック(G・Vo)・ピノ(B)・スティーヴ(Dr)とドラムプログラミングが融合するかっこいいナンバー。LIVEでは格段にパワーアップし、ロックしていた曲!!変ないい方かも知れませんが、スルメ的アルバムです!!アルバムジャケットは、「エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインを手がけたヨシユキサダモトという日本人・・・知りません(笑)。日本盤ボーナストラックは、インストナンバーでオーケストラをバックにアコースティックを弾いている曲!!
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