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Five Leaves Left
曲目リスト
- 1.Time Has Told Me
- 2.River Man
- 3.Three Hours
- 4.Way to Blue
- 5.Day Is Done
- 6.Cello Song
- 7.Thoughts of Mary Jane
- 8.Man in a Shed
- 9.Fruit Tree
- 10.Saturday Sun
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カスタマーレビュー ![]()
高山植物と星空
(2007-12-27)
秋の夜長に、床にごろんと横になって、ヘッドフォンを付けてでかい音で良く聴いてました。
アクースティックギターがまるで女神か天使がつま弾くハープの様に鳴り響き、僕の体をほんの数センチ浮かせてくれます。
年に数日の、梅雨が終わる頃の、奇跡的に良く晴れた、夏山のほんの少し手前の、山のてっぺんの春の花と夏の花が入り乱れて咲き乱れる、そんなところでキャンプして、一人山頂に寝転んで、怖いくらいに大きな夜空と、眩いくらいに光る星と、ここは天国に一番近い場所か、人知れず咲き誇り、ただ爛々と光り輝く星達。
岩と花と空と星と。
何も無いかに見えて、完全に満たされてある!そこには!!そんな音楽。素晴らしい。
限りなく透明
(2007-10-26)
Time Has Told Meを聞いたとき、マジで心が震えた。活動年代とスタイルからジョニミッチェルの弟分みたいにとらえていいのかな?しかし、この人の音楽の純粋さ、曇りのなさ、ピュアさは尋常じゃないです。聴いたことない人は聞くべし。僕が生まれるはるか前に亡くなってたので悲しみとかはないのですが、生きていればいい作品をたくさんとどけていてくれたのかと思うとやりきれない。いや、夭折したからこそ線香花火みたいな美しさを持ちえたのかも。うーん
芸術性の高い衝撃の1st
(2007-03-05)
死の直前のPink Moonが非常に多く語られるNick Drake、確かにあのアルバムの、心を打つ奥深き声と演奏には語らずにいられないものを含んでいますが、この1stの高い芸術性ももっと注目されてしかるべきだと思っています。
聴いた当初からですが、3. Three Hours, 6. Cello Song などにみとめられるオーガニックなビート、これらには時間や空間を超越したような不思議な響きがあり、なんとなく大陸的な要素の存在をいつも感じていました。調べてみるとNickはミャンマー(旧ビルマ)の生まれで、幼年期にはインドでも過ごしたことがあるとのこと。なるほど、いわゆるUKの暗さ・湿っぽさだけでは説明しきれない更に深く痛々しい悲哀、そして今日のBritish Folkの源流の一でありながら歴史に埋もれず今尚確固とした地位にあることなど、こうした疑問が一挙に解決できた思いです。「孤高の天才だからだ」という説明だけでは納得しきれないほどの独特な音楽性は、やはり突然ブリテンの地で生じたわけでなく、不思議な経路をたどって醸成されたものでもあったのですね。
うんちくに走ることほどオサムイことはありませんが、こういった経緯を知ることにより、ますますNick Drakeという音楽が奇跡的で輝かしいものに思われてきます。
多くの人が心を奪われるNickのエモーショナルな面から考えますと、もしかしたらやや外れるのかもしれませんが、個人的には上述のThree Hoursが最もお勧めです。このギターの調べには戦慄するほどの鋭い芸術性が感じられます。これを、今日のように情報が飛び交わぬ当時に一人の人間が編み出したというのはまったく信じがたく、また一音一音の連なりに並々ならぬ追求の意志が感じられます。まさに孤高という形容を贈るにふさわしい曲です。もちろん他曲も含め、是非一聴を。
美しいひとりごと
(2001-08-08)
生前、わずか3枚しかアルバムを残さなかったニック・ドレイクの‘69年のデヴュー・アルバムです。たぶん、1番まっすぐなニック・ドレイクが聴ける作品なんじゃないかという気がします。シンプルという意味では、3枚めの「ピンク・ムーン」の、胸が痛くなるほどのシンプルさは際だっていますが、この「ファイヴ・リーヴス・レフト」の純粋さには、ある種の諦観や厭世観を持ちながら、それでも向こうのやさしい光を見ている人の、メランコリックでも、絶望とはちがう、よく耳を傾ければ、たしかに希望をみつめているまなざしのようなものが感じられます。
ニック・ドレイクの歌を聴いていると、どこか、なんとなくひとりごとのようだと思うことがあります。なんとなくささやかで、静かな心象風景をやさしいメロディにのせて歌っているような印象です。たとえばほかのアーティストなら、どんなに個人的なことを歌っていても、その歌のどこかしらに、とにかくだれかに歌いかけるような、聴く側を意識したところが少なからずあるものだと思いますが、ニック・ドレイクの場合は、ただただ静かなひとりごとという感じです。悲しくて、やさしくて、陶酔やあまやかさからは遠く、ひたすら純粋で、それだけ繊細で、とびきり美しいひとりごとという感じです。
とにかく、どの曲もすばらしいファーストですが、最後の「サタデイ・サン」なんて一生ものです。
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