志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ぬ「高田馬場」「甲府い」

志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ぬ「高田馬場」「甲府い」
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  • ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • ランキング:29331
  • 価格:¥ 2,195
  • 発売日:2002-09-19 通常24時間以内に発送


曲目リスト

  • 1.高田馬場
  • 2.甲府い

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カスタマーレビュー

今ひとつ「無理」を感じる。  (2005-03-01)

 所詮落語なのだから、と割り切ってしまえばいいのだろうが、「高田馬場」には、大道芸の演出もあるし、群集心理もあるし、落語のいろんな面白さのてんこ盛りがある。しかし、いかに、マスコミがなくても、この種の事件が起これば、江戸中がひっくり返るくらいの騒ぎになるであろうし、現にそうなった。
 とすれが、この「あだ討ち屋」商売は、一回こっきりしか使えないはずで、しばらく鳴りを潜めていなければならないはずである。
 それが、部隊である高田馬場で酒を飲んでいて種明かししてしまうのは、やはり無理があると思う。
 それはそれとして、見事にばかばかしい噺だが。
 「甲府い」も「そんなうまく行くのかね」という噺で今ひとつなじめない。

 そういうもともと問題のある噺をとにかく、とことん笑わせてくれた師匠には感謝です。


高田馬場、最高!  (2004-05-13)

「高田馬場」…戦後の闇市での露天商の巧みな弁舌商法、現代の実演販売などを入れて笑わせながらも、素人芸を忌み嫌う志ん朝の心意気がうかがえる枕。がまの油売りの口上をつらつらつらっと演じてみせる場面では、語り口に思わずCDデッキの前で拍手をしてしまう見事さ。

野次馬根性丸出しの江戸っ子達のやりとりでは、そのちゃらんぽらんさに大爆笑。「おい、じょうだんじゃあねえよ〜」と登場人物とともに叫んでしまうような、落ち。高田馬場、志ん朝最高!と唸る一席。

「甲府い」…人情噺得意の志ん朝真骨頂。他の噺家さんが演っているのを何度か見たが、どちらかというと、「良い人しか出てこない」退屈な演目だった。しかし、志ん朝が演じると、その「良い人たち」の、なんと可愛げのあることか。その可愛げが、この噺を素直に、昔話的に「めでたしめでたし、よかったな」と思わせるものに仕上げている。

2つの噺あわせて、志ん朝の魅力を存分に味わえる1枚。


商売いろいろあれど。  (2003-02-24)

高田馬場はてっきり仇討ちものかと、最後までわくわくしながら
聴いていると、江戸っ子もぽかんと口をあける下げが待っています。

腹をすかせた善吉が人情ある豆腐屋の親方の世話で、初志を貫き
大団円を迎える甲府いは、人の心の温かさを感じさせる何度も
聴きたくなるネタです。


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