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One Fine Day
曲目リスト
- 1.船出
- 2.The Blank Paper
- 3.One Fine Day With You
- 4.Hiver (イヴェール)
- 5.Hello, Goodbye
- 6.Time To Go
- 7.Deja vu
- 8.春の手紙 [2005 version]
- 9.Voyage (ヴォヤージュ)
- 10.A Kiss From The Sun
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カスタマーレビュー ![]()
大貫妙子の透きとおる音楽はいい時間を演出します
(2008-02-12)
奏でられる空気は、水彩画のような淡い優しさ。色をそっと日常に添えるようにアコースティック楽器がそよぎ、大貫さんの透明な声が空気を浄化してゆきます。ここはアトリエか木漏れ日のベンチか、或いは誰もいないカフェの窓辺のよう。気品のあるジャズ的な4「Hiver」のインタープレイで軽やかに流れるピアノでさえ存在は慎み深く、アンビエントな空気と時間を静かに演出しています。まるでどの楽器も彼女の声に寄り添うよう。
1「船出」で今作のカラーを知れます。当に出航の朝のように靄へ朝日が差し込み、潤いと光を感じ船をゆっくり進めるようなうた。順風満帆、海は凪ぎ潮風も心地よく感じます。
3のタイトルナンバーは歌詞をいちばん咀嚼するうたかもしれません。
7「Deja vu」はラウンジで酔っていそうな、ジャズの心地よいテンポと不思議な詞が魅惑的。
8「春の手紙」は名曲ですね。『ライブラリー』収録のものと比べアコースティックギターの音色がとても良くなり、大貫さんの声も包み込む温もりが増しています。
9「Voyage」も彼女の名作に加わる曲になりそう。主題のわりには決して仰々しくならずむしろ他の曲たちより素朴に素朴に、想いが灯るようにうたわれます。意識しなくとも“在る”ことの有り難味を物語るには余計な色が加わらない彼女の声とこういうアレンジでこそでしょう。10「Kiss From The Sun」もまた彼女の無垢さが生きますよね。NHKみんなのうたでの「メトロポリタン美術館」に続き、子供とお母さんにとって品の良いかわいいうたです。
凛としていて品が良い音楽
(2005-07-25)
真っ白いシャツが似合うような音楽、凛としていて本当に品が良いアルバムだと思います。決して自分のスタンスを崩さないター坊の音楽は俗物という言葉は程遠いでしょう。
背筋がピンとのびるような感覚と緊張感、それでいて癒される。
大貫妙子は世界で通用する稀な存在だと思います。
こういう音楽を継承するミュージシャンが増えれば日本の音楽もすばらしいものになると思います。
憧れの女性と森俊之・沼澤尚のコラボ!
(2005-05-17)
今から4半世紀前、
まだ、音楽をよく知らない少女だった頃の私の目に、
「大貫妙子」は颯爽とロックする大人の女性に映った。
涼しげな表情に漂う清潔感、きりりと引き締まった口元に見る潔さ、
そして、さらりとジーンズを着こなす立ち姿に、
都会的な匂いが感じとれ、憧れずにはいられなかった。
バンドの中の紅一点という格好のよさも、当時の私をしびれさせ、
狂わしいほど妬ましく思えたことが今となっては懐かしい。
春先、店頭で見かけた「One Fine Day」は
そんな私の中で過去のまま止まっていた大貫妙子を
一気に現在まで早送りして再登場させてくれる1枚となった。
カッコよかった彼女は、一転して可愛い女性になって私の前に現われた。
ずるいなぁ、いい歳の取りかたをしている。
すんなりと憧れる女性として彼女は再び居座ってしまった。
それも、スガシカオライヴで私をしびれさせてきた森・沼澤両氏を迎え、
アルバムを製作していたなんて!カッコよすぎる…
内容も決して私を裏切らなかった。
生活の背景で何気なく流れていて欲しい1枚に仕上がっている。
目下は、目覚めた後の数時間、この世界に浸っている。
澄んだ彼女の声の向こうに、彼女の時の刻み方の濃密さが私には感じ取れ、
豊かな朝がもたらせてくれる1作だ。
安らぎと癒し
(2005-03-30)
もともとまっすぐで透明感のある声質が、ソロデビューした頃ははりつめた感じだったのがここ10年くらいででかすかに紗がかかり、深みと温かみが加わった。ひところの、坂本龍一アレンジによるヨーロッパの風景を彷彿させる格調たかいアルバムの数々、小林武史の感動的なまでに静謐でドラマティックな曲の数々もそれはそれで素晴らしかったし大好きなのだが、3年ぶりのこのアルバムはてらいのないアレンジで聴いていて本当に素直でのびのびとした気持ちになれる。
ライナーノーツでは、全曲本人による解説がついているのも嬉しい。
今の季節に毎日聴きたい。
静かな優しさ
(2005-02-19)
3年ぶりのオリジナルアルバムです。
期待を裏切らない静かな優しさに包まれた歌の数々に、大貫さんの変わらないまなざしを感じました。
『春の手紙 2005version』のアレンジも新鮮で楽しめます。
Beautiful Songsで歌われた『船出』の、君はどこまでも行ける、という所にとても勇気づけられました。
ずっと大切に聞きたい一枚です。
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