ありふれた事件

ありふれた事件


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カスタマーレビュー

残虐の極み  (2005-05-08)

並みいる暴力ものの中でもこれほど恐ろしい印象を残す映画は初めてです。主人公の非人間的な感性の凄さもさることながら、彼の暴力や犯罪を止めたり抵抗することもなく、この人格と付き合っている周囲の人物たちの表情やありふれた行動が恐怖を掻き立てます。
主人公がボクシングの練習試合で怪我をしたときの快気祝いのパーティがすごい雰囲気でぞっとしました。
人間的、審美的な解釈を拒絶して、「暴力」そのものをしっかり描いているという意味で名作の部類に入ると思います。


こういうことは、映画の中だけにしてもらいたい  (2005-01-12)

タブーを犯せば、犯すほど、映画はヒットするという典型。
世の中の「異常者」が、このような殺人娯楽作品を見て、欲望を満足してくれるのなら、価値あるだろう。
だが、感化されて、「自分もやってみたい!」などと思われたら、最悪だ。
女性を、強姦殺害したあげく、内臓を引きずり出し、その脇で平然と眠る殺人者たちのシーンには、反吐が出る。
罪悪感のかけらも無く、殺人を繰り返した挙句、恨まれ、
愛する家族が殺され、泣き叫ぶ様は、哀れとしかいいようがない。
ある意味、自分さえよければいい、他人はどうでもいい、という現代人に当てはまる。
年々、人を人と思わぬ残虐な事件は、増加の一方。
タイトルの、「ありふれた事件」とは、まるで未来を予想していたかのようだ。


ベルギーのバイオレンス・ムービー  (2004-09-13)

「ナチュラルボーンキラーズ」とは対称的に徹底してリアリティーな映像です。モノクロですから尚リアルなのでしょう。暴力映画好きは一見の価値あり!


かくも悲しき虚無な殺し屋  (2002-11-07)

全編モノクロ。非道な殺し屋をインチキ臭いカメラクルーが密着ドキュメント調で撮っているスタイルの映画です。ま、よくあるヒットマン系ってのは、どこかカッコよさを覚えてしまうものですが、この主人公は本当にカッコ悪い。博学のある振りするわ、ポエムを読めばへたくそ(というより笑えた)だわ、ムール貝しこたま食べて吐くわで、どうしようもない。で、そのどうしようもない主人公が、とにかく殺しまくる。犯しまくる。で、ついには撮影クルーまで感覚おかしくなってきて殺しの片棒を担ぎ始めるっていう、殺しが日常となると、人一人目の前で殺してしまうのなんて「ありふれた事件」になっちゃうんだろうなあ、といったムービーです。


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